打合せ 2006年5月31日(水)
 5月16日から25日までの禅定林現場での指導を終え、31日にPMJ事務所において岡嶋一級建築士からの報告があり、中村和夫先生も、この理解度ならと胸をなでおろしておられました。 

IT天国 2006年5月19日(金)
 禅定林のあるルヤード村にはコンピューターが1台も無く、習得したい人達は川向こうのポーニ本町へ習いに行きます。しかし禅定林工事現場には、ナグプールからエンジニアたちが来るたびにコンピュータが持ち込まれ、現場と設計事務所が互いにコンピュータをにらみながら、携帯で情報交換をします。

モデルが部分完成 2006年5月19日(金)
 午前3時までの努力の結果、納得できる屋根のモデル(模型)が完成しました。
5月1日の夕方、現地関係者だけで作成したモデルには手直し部分が多く、数時間にわたり岡嶋先生が手取り足取りの指導。設計事務所のグプター技師、チョドリ技師、タルクンデ建設会社のラジュ技師が多くの人たちを指導して、夜中の3時にモデルが完成しまた。
 写真右から、グプタ技師、ラジュ技師、チョドリ技師、岡嶋先生

道具は買うものではない、見繕うもの 2006年5月19日(金)
 予定に無く急遽製作することになった模型には、たくさんの道具を使用しましたが、一つとしてホームセンターへ買いに走ったものはありません。
 セメントをならすとなれば必要な道具を探し、というように全てを現場調達しています。

セメント受けの竹のむしろ 2006年5月19日(金)

 10分の1モデルのセメント受けは、強風で吹き飛んだ飯場の屋根に使われていたむしろを使いました。

本堂模型 2006年5月19日(金)

 図面だけでは十分に納得できず、実寸線を引き、最終的には10分の1の模型を作成しました。
 写真は模型の骨組みです。

強風による屋根直し 2006年5月18日(木)
 5月18日から毎日のように強風が吹き荒れ、大雨が降り、工事関係者宿泊用に造られた飯場の屋根はあっという間に木っ端微塵。
 1時間ほどの嵐の後は、毎日屋根の修理をしなければならない始末でした。

図面でわからず実寸 2006年5月18日(木)

 見たことの無い日本建築物、図面は理解できても実感が無い。
 屋根の勾配を10分の1縮尺の実寸で作成します。

岡嶋邦男先生現場指導 2006年5月18日(木)
 長期にわたる中村和夫先生の電話・Eメールによる綿密な指導により、現場設計士・技師は図面上の数字的な事は理解していました。
 しかし、日本建築の屋根の勾配・稜線は数字にあらわれるものではなく、生まれてこの方実物を見たことの無い人たちには理解する事ができずにいました。
 そこで、中村先生友人の岡嶋一級建築技師に、夏の中でも一番暑い45度を越す5月16日から24日まで禅定林に来ていただき、現場関係者に手とり足取りの指導をしていただきました。

庭園移動工事 2006年5月7日(日)
 主に禅定林仮本堂の裏側にあった仏蹟庭園を、大本堂建立に伴い、新しくできる参道の脇へ移動することとなり、その工事が進んでいます。

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