禅定林大本堂の工費が、少しでも安価で済むようにと、現場で出来る努力をしています。 建設会社が請負の工事ですが、資材の多く、セメント、鉄、石(大理石等)、材木等を協会で用意しています。 鉄に関しても、政府に掛け合い、公共事業だからということで1トンにつき1,500ルピー安くしてもらっています。卸で約25,000ルピーのものを23,500ルピーで購入しています。 鉄は禅定林から南1,000kmほどのビシャカパトナムというところからナグプールまで、貨物列車で20トンほどが一度に運ばれます。そうして列車が着く頃を見計らって(飛行機の遅れ1時間、汽車の遅れ3時間が定刻のインドにおいて時間の読みは大変です)トラックを駅につけます。 運送会社に電話をすれば運んでくれる日本とは随分違います。協会関係者が必ず一人そのトラックについています。 いつ着くかわからない列車を待ち、6時間くらいかけて貨車からトラックに鉄を積み替え、いよいよポーニへ。 今までの経験では、まっすぐに来た事はありません。途中、トラックの故障等で必要時間の24時間かかるのは当たり前。だからと言って関係者が車から離れるわけには行きません。運転手さんと共にキャビンで寝ます。写真を撮ってる本人がそうですので写っていませんが、キショールが一手に引き受けています。
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