階段部分 2006年3月31日(金)

 4月5日には、この階段部分を含むすべての床のセメント打ちが終了します。

相変わらずの人ごみ 2006年3月31日(金)
 ヴァラナシから禅定林までの850km以上の道中もそうでした、車が止まると、娯楽が無いためなのか、好奇心旺盛のためなのか、この大きな塊は何?と、そこかしこから100人を超える人たちがトレーラーの周りに集まってきました。同じく、トレーラーが到着した29日は、禅定林参りではなく、石の塊り参りで禅定林はごった返していました。

第三の石到着 2006年3月31日(金)
 本尊様用の最後の石が、無事に禅定林に到着しました。
 大きさのあまり山から掘り出すのに予想以上の時間がかかったこと、またこちらの準備ができ、さて運び出そうかと、トレーラーやクレーンの準備を進めている時、日本でも報じられたヴァラナシ駅での爆弾事件が発生。一帯は動きを不可能にしました。
 22日にラスロギタラブ村を出発したトレーラーは、7日目の29日に、様々な困難を乗り越え無事到着。60トンもある石を1台のクレーンで吊るす事ができず2台用意、2時間以上かけて地上に降ろされ、ようやく長旅を終えました。

決断 2006年3月31日(金)
 3月28日、最後の石が禅定林に到着しましたが、門の前に着いてみるとトレーラーの幅と門の幅が微妙に違う。道中電話で情報交換している時は、大体こんな幅という調子で話を進めていましたので、インドの人の大らかな性格、何とかなるだろうで話が進んでいました。
 しかしトレーラーが門の前に来ると僅差で入門が叶いません。どうしたものかと考える余地はなく、方法は門を壊す。
 現存した門は禅定林仮本堂に合わせたもので、大本堂建立のおりには変えなければいけないと考えていたのですが、経済的なこともあり一歩を踏み出すことができませんでした。
 石に背中をおされ前進しました。

ショベルカー修理 2006年3月28日(火)
 回廊の土をならすためにショベルカーが来ているのですが、2、3日前に壊れてしまいました。
 修理工場に持っていって修理するのではなく、車は壊れたその場から一歩も動かず、修理工が道具を持ってきて、現場で修理しています。

仏像の頂点 2006年3月28日(火)

 左下のコンクリート台座に安置される、高さ5メートルの御釈迦様座像の頂点は、この丸柱上部の青い鉄製型枠に見えている小さな白い印の高さになります。

材木 2006年3月27日(月)
 禅定林から西南約150kmのバッラルシャ市。市の大半また近郊の多くがジャングルに覆われています。気候や地質がチーク材生産に適しているため、インド屈指のチーク材を生み出しています。
 ブラックチークの名前で有名なため、1,500kmほど離れたデリーやムンバイからも購入に来るほどです。
 禅定林でも戸や窓にこのチークを使用予定です。3月24日に数人で調査に行き、4月20日オークションが行われる時に関係者が出向き、トラック2台分くらいを購入します。

土止め 2006年3月27日(月)
 回廊の下には赤土を盛り、その土が雨等で流されないようにセメントの壁を作ります。
両方に壁。真ん中が水路です。

型枠の親方 2006年3月13日(月)
 仏教寺院ですが、さまざまな宗教の人たちが工事に携わっています。
写真の人は、シーク教の人で、セメントを打つ型枠を組んでいるグループの親方です。

台座 2006年3月13日(月)

 本尊様脇仏を安置するための台座が完成です。

2006年3月13日(月)

 鉄筋だらけの床です。

2006年3月13日(月)
 
 壁もどんどん完成しています。

基礎が完成しつつあります 2006年3月13日(月)
左:外回廊の下、基礎部分の赤土を入れる前の状態です。

右:赤土を入れて基礎部分を埋めています。

セメント打ちー床 2006年3月13日(月)
 

 床の約3分の1が完成しています。

鉄運搬 2006年3月3日(金)
 禅定林大本堂の工費が、少しでも安価で済むようにと、現場で出来る努力をしています。
 建設会社が請負の工事ですが、資材の多く、セメント、鉄、石(大理石等)、材木等を協会で用意しています。
 鉄に関しても、政府に掛け合い、公共事業だからということで1トンにつき1,500ルピー安くしてもらっています。卸で約25,000ルピーのものを23,500ルピーで購入しています。
 鉄は禅定林から南1,000kmほどのビシャカパトナムというところからナグプールまで、貨物列車で20トンほどが一度に運ばれます。そうして列車が着く頃を見計らって(飛行機の遅れ1時間、汽車の遅れ3時間が定刻のインドにおいて時間の読みは大変です)トラックを駅につけます。
 運送会社に電話をすれば運んでくれる日本とは随分違います。協会関係者が必ず一人そのトラックについています。
 いつ着くかわからない列車を待ち、6時間くらいかけて貨車からトラックに鉄を積み替え、いよいよポーニへ。
 今までの経験では、まっすぐに来た事はありません。途中、トラックの故障等で必要時間の24時間かかるのは当たり前。だからと言って関係者が車から離れるわけには行きません。運転手さんと共にキャビンで寝ます。写真を撮ってる本人がそうですので写っていませんが、キショールが一手に引き受けています。

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