ご本尊様原石 2005年12月30日(金)
 12月22日に禅定林に到着し、降ろされた2つ目の石です。
粗彫の形からもわかるように、頭の部分です。高さ約3メートル。重さ約30トン。
 左の写真:手前は先に到着していた台座の部分。左は頭の部分。年明け早々胴の部分と彫士さん20人が到着予定で、本格的に本尊制作が始まります。

圧力セメント 2005年12月25日(日)
 柱に入れているコンクリートを無作為に取り出し、写真のような型に入れブロックをつくり、7日目と21日目に圧力機にかけ、どのくらいの圧力でひびが入るかを検査します。
 85トンから100トンくらいの圧力でひびが入っており、合格ラインを上回っています。

月一の会議 2005年12月25日(日)
 大本堂の工事が始まって以来、月に一度の4者会議が現場の禅定林で行われています。
ジジュリカル(大本堂建立委員会インドの)最高顧問、デシュパンデ一級設計技師、タルクンデさん(カレアンドタルクンデ建設会社社長)、設計会社および建設会社関係者。
 ジジュリカルさんは、20数年前にマハラシュトラ州工業開発公社に新入社員として入社した時、生まれ故郷のジジュリカル村に赴任、わずか100ヘクタールの土地での仕事だったが、現在は1,000ヘクタール以上の土地での仕事の最高責任者の任に就いている。生まれたジジュリカル村での仕事には格別の喜びを感じていた。それと同じ喜びを禅定林大本堂に感じている、と語っていました。

常に注目の的 2005年12月25日(日)
 クレーンの来るのが遅くなったため石降ろしの仕事が始まったのは暗くなってから。
クレーンのゴ〜と言う音が大きくなるにつれ、村の人達が現場に三々五々集まってきて、50人くらいが最後まで見守っていました。

ご本尊様原石;2つ目の石、禅定林に到着 2005年12月25日(日)
 12月22日に、2つ目の石が、3日3晩かけ様々な辛苦を乗り越え、最後の40キロは季節はずれの横殴りの雹交じりの雨の中無事禅定林に到着しました。
 ところが、着いてみるとナグプールから来ているはずのクレーン車がきていない。少し前にクレーンの会社から電話が有り、出先で壊れ今日はいけません。石を降ろしてとんぼ返りでバラナシに戻らなければならない運転手さんたちは、不意の休暇に憩いモード。
 そこへ1時ころに再び電話で、クレーンが直ったのでそちらに向かいました、とのこと。とばりがおちる5時半過ぎに禅定林に到着。切れかけの電池の懐中電灯で9時前まで仕事をし、クレーンはナグプールへ、トラックはバラナシへ帰って行きました。
 最後の1つは正月中ごろに到着予定です。

自家発電機が一杯 2005年12月25日(日)
 マハラシュトラ州全体が電気の配給に貧窮。
 その中でも悪影響を受けるのは農村部。
 今ルヤード村近辺は、朝7時から夜7時までの12時間停電しています。厳密には節電。
 人間は電気の無い時間を甘受できても工事はそうはいきません。水撒き等に電気は不可欠。1台壊れたら次の、それが壊れたらまた次のと、数台準備しています。
 壊れたといっても、日本のようにもう使えないわけではなく、ポーニ本町に持って行き直しまた使います。

セメント4,000俵の袋 2005年12月25日(日)
 10月16日に始まった大本堂の本格的な工事。2ヶ月の間に1俵50キロのセメントを4,000俵基礎工事で使い切りました。
 写真はセメントの入っていた袋です。そのうち廃品回収の人が来て買っていきます。

ご本尊様原石がポーニに到着 2005年12月14日(水)
 禅定林大本堂安置のご本尊様を彫るために、ベナレス近くから750km、トラックで3日3晩かけて巨大な石を運んで来ました。
禅定林に到着してほっと一息。
左から助手、運転手さん、協会関係のプラジュニャさん、同じくラッランさん、運転手さん(交代で運転。ご飯時以外は朝昼晩走りっぱなし)、谷口雅昭さん。
 お疲れ様でした。もう2回同じことをしてもらわなければなりません。お願いします。

専門職 2005年12月14日(水)
 左の写真・仕事始めの朝9時から終る夕方5時まで、毎日セメントのあく抜きのために水をかけ続けているおばさんです。

 右の写真・工事現場の電気事情について。
 禅定林には電気は来ています、しかし停電の時間が多く、水撒き等電気が必要な仕事で急な停電は命取り。そのためにディーゼルで動く自家発電機が欠かせません。
 大切な発電機と蛸足になったスイッチボードを管理しているおじさんです。

セメント運び 2005年12月14日(水)
 1日200俵前後のセメントを使用していますが、100メートル離れた資材置き場からは、このように担架にして運ぶ2人と、自転車で運ぶ人だけです。

2005年12月14日(水)
 左の写真・丸柱用の枠。鉄板でできています。

 右の写真・一般的な四角柱。日本の工事と見比べて、物足りないか、当たり前に見えるかもわかりませんが、普通は釘で留めるものをナットボルトでしっかり留めています。

大黒柱 2005年12月14日(水)
 中心の、日本でいうところの大黒柱は、丸型。
 25mmの鉄筋を使っています。

セメントこね 2005年12月14日(水)
 左の写真・右の機械で砂とバラスをはかり、左のミキサーに入れて練りコンクリートにします。30メートル四方高さ40メートル以上の建物を作るのに、機械はこれだけ。あとは人。
 しかし、ここでは、これでも発達した方です。20年前の禅定林仮本堂工事の時には、近隣の5〜6村の学校がミキサーを見るために休校し、生徒全員が社会見学としてミキサーを見に禅定林へ来ていました。

 右の写真・セメントと砂利と砂の比率を測る機械です。結構緻密に測っています。横に乗っているガメラの砂は、一握りずつで足したり引いたりしています。

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