禅定林大本堂参道の盛り土工事 2004年6月16日(水)
1月に買収した禅定林大本堂の建設予定地は、少し地盤が低く、そのままでは雨期に灌水してしまいます。
 このため、参道部分に盛り土をして地盤を上げる工事をしています。

建立委員会開催 2004年6月10日(木)
 京都駅前の法華クラブで、パンニャ・メッタ日本委員会の常任理事会・理事会・禅定林大本堂建立委員会が開催されました。

 建立委員会では、1月の訪印現地視察報告や勧簿の現状報告などが行われました。

 現地報告で設計士の中村建立委員会顧問は、20年前と比べ、デリーなどの都市にコンビニや車が増えたものの、田舎はほとんど変わっていない。建築現場には機械などほとんどなく、すべて手作業。

インドの建築現場です。女性が「ガメラ」を使って、人海戦術でセメントを運んでいます。白い棟屋の向こう側でセメントをこね、ゆっくりしたペースで歩いてセメントを現場にあけ、またゆっくり帰っていきます。頭とガメラの間には、古タイヤを小さく切った“座”があります。振動するホースみたいなのを持って、セメントの隙間をなくす作業をしている女性もいます。驚くことに、みんなサリー姿ですから、工事現場もカラフルです。
コンクリートミキサー車ですら、訪印した時に1台も見なかった。コンクリートは、すべて手でこね、「ガメラ」と呼ばれる両手天ぷら鍋のような形のものに入れて、頭の上に載せて運ぶ。40年前の日本の建築現場を思いだしてくださいなどと説明されました。

 サンガ師からは、大本堂に安置する仏像を作る石を採った場所は、後からわかったことだが、アショカ王が仏塔にまつる仏像の石を採った場所と同じであることがわかった。大本堂の方角は、背後に主要な仏跡、その延長には比叡山がくることをイメージして決めたことなどを説明。

 今後は、今年9月に雨期の現地視察、2005年地鎮祭、2006年上棟式、2007年落慶法要(それぞれ2/8) を予定しているとのこと。

 勧募状況は、現在3035万が集まり、天台宗からの3千万とあわせて6千万余が確実となっているとの報告がありました。

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